環境への取り組み

環境に対応した製品づくりで社会のニーズに応えます。


地球環境問題を重要な企業課題であると捉え、地球上の貴重な資源を将来の世代に引き継ぐために、環境に配慮した事業活動を推進しています。
自社における資源の節約やリサイクルへの取り組みによって、環境への負荷の低減と環境汚染の防止に努めることはもちろん、環境に配慮した製品を積極的にお客様へ提案することによって、お客様とともに環境保全に貢献します。環境負荷低減活動に取り組む印刷企業を客観的証明により認定したグリーンプリンティング工場の認定取得や、国際的な森林認証制度であるFSC®-CoC認証の取得など、着実に環境活動を推進しています。

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FSC®-CoC認証

サンニチ印刷は、FSC®森林認証紙を取り扱うため、2008年6月5日に国際的な森林認証制度であるFSC®-CoC認証を取得いたしました。FSC森林認証制度には、森林管理の認証(FM認証)と加工・流通過程の管理認証(CoC認証)の二つの認証があります。当社が今回取得したCoC認証は、適切に管理されたFSC認証林およびその他の管理された供給源からの原材料を使用したFSC森林認証紙を使用し、製造・加工から流通までの全ての過程において、他の製品と混同することなく識別管理できていることを証明する認証です。森林認証紙を用い、印刷製品にFSCマークをつけることにより以下のことにつながります。

  1. 森林を守り、地球環境の保全に役立ちます。
  2. 環境先進企業として、イメージアップにつながります。
  3. 環境配慮製品をアピールできます。

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当社FSC認証番号:SGSHK-COC-004751
認証取得日:2008年6月5日
認証有効期限:2023年6月4日

グリーンプリンティング認定工場

社団法人日本印刷産業連合会(以下、日印産連)が制定したグリーンプリンティング(以下GP)認定制度の第一回GP認定工場として認定されました。
GP認定制度は、日印産連が認定機関となり、日印産連「印刷サービス」グリーン基準に基づく環境負荷低減活動に取り組む印刷企業を客観的証明により認定を行なう制度です。本制度により認定を受けたGP認定工場は、環境に配慮した印刷工場であることを示しています。また、GP認定工場によって製造された日印産連「印刷サービス」グリーン基準の「購入資材(用紙、インキ等)」の基準に適合した製品にGPマーク表示が可能となります。GPマークの表示により環境に配慮した印刷物であることをアピールできます。

markGPマークは、その頭文字である“G”と“P”を組み合わせ、柔らかな若葉をイメージし、また、「印刷」の“印”の文字を連想できる形になっています。
GPマークの表示により環境に配慮した印刷物であることをアピールできます。

img2当社認証番号:B10002
認証取得日:2006年9月6日
【グリーンプリンティング認定制度詳細】
日印産連ホームページ:http://www.jfpi.or.jp/

電力デマンドコントロール

国母工場では中央監視装置で工場全体の使用電力量を常に監視しています。電力量の需要が設定値を超えると、生産に影響のない設備の電力供給を自動的に停止します。この制御装置によって電力資源の節約に努めています。

地下水利用空調設備

サンニチ印刷では、地下水を利用した空調設備を導入しています。地下水を利用することで、二酸化炭素排出量の削減や地産地消のエネルギーシステムを実現しています。


環境宣言

基本理念

私たちは山梨という山紫水明の地にあって、美しい自然、清らかな水や空気、豊かで潤いのある緑や四季折々の草花の中で生活しております。
これらは単に私たちばかりでなく、地球上のすべての生命にとっても、生きていく上で欠かすことの出来ない貴重な資源であります。
また、私たちの毎日の生産活動との関連においても、豊かで思いやりのある心は、美しく瑞々しい自然によってもたらされるものであり、それらに高い技術、優れた設備が相まって、はじめて製品の品質は向上していくものだと考えております。
したがって、これらの自然に、決して過重な負担をかけることなく、常に謙虚な態度でつきあい、今ある状態を守り、維持することは、自然からの恩恵を享受する私たちの重大な責務であると考えております。
そのために私たちは、毎日毎日の生活が自然環境に与える影響に配慮し、自然そのものについても学び、慈しみ、一方でリサイクル活動や資源の節約についての知識の向上と、創意工夫、実践を重ね、それらを事業活動に積極的に取り入れていくことを誓います。

基本方針
1.資源エネルギーの効率的活用

事業活動に当たって省資源、省エネルギー、リサイクル、廃棄物の削減等に積極的に取り組み、環境への負荷の低減と環境汚染の予防に努めます。

2.環境関連法規の遵守

環境関連の法令を遵守するとともに、自主基準を制定し環境保全に取り組みます。

3.環境マネジメントシステムの構築

環境マネジメントシステムを構築し、継続的改善および汚染の防止を図ります。

4.地域の自然環境との協調

一人ひとりが、自己中心主義に陥ることなく、他への思いやりや謙虚さ、我慢する心を育て、山梨の自然環境と調和し、豊かな自然の保全・維持活動を通して、地域貢献を行います。

5.環境方針の周知と公開

環境教育・周知活動を推進し、社員の意識向上を図るとともに、環境方針を社外に公開します。